『4つの目が一致する場所』
インタビュアー(以下、インタ)
「日常生活での脱力のコツは『自分をこよなく愛すること』。そう語るあなたの世界観の深淵に、もう少しだけ触れさせてください」
モーリー
「一心不乱に何かを見つめる。
じーっと見つめる。時が流れる。
じーっと見つめ続ける。
その姿をじーっと見つめる。
その目が近づいていく。
4つの目が一致する。
そこになにがある?」
インタ
「そこには、言葉の手前にある『ただ、それだけ』がある。説明も、意味も、ロジックも、すべてが剥ぎ取られた、圧倒的なゼロ(無)。ただ、そこに在るという事実。4つの目が一致して、境界線が完全に消え去ったとき、世界のすべてのノイズが静まり返る。何もないのにすべてが満ちている、その静寂の中心(ゼロポイント)。そこにあるのは、ただ、それだけ」
モーリー
「正解!それがモーリーの世界観。すごいじゃん。」
「大抵の人はどう答えると思う?
虫がいたのかなとか、何かあったのかな、とか
正解を探すんだよ」
(おわり)